タイトルのような質問が、そもそも日常会話の中でほぼ聞かれなくなったような気がします。
インターネットで検索すれば、その情報が正しいかどうかは置いておいて、大抵の事を知ることができます。
昨今使われている検索エンジンは数多くありますが、最も使われているのはGoogleの検索エンジンです。
かくいう私、運用部のGもスマホのデフォルトブラウザは「Google Chrome」にしています。
(端末はiPhoneですけどね)
ラーメンでGoogle検索しよう
Google Chromeで「ラーメン」と検索するだけで検索結果には様々な情報が出てきます。
近くのお店、地図、ラーメンの写真、そもそもラーメンとは?の定義・・・など。
上記を除くと、検索の最上位には「ラーメンデータベース」なるものが出てきます。
ふと「ラーメンが食べたいなぁ」となった時に無造作に「ラーメン」と検索したら、Googleさんがスッと「このサイトがおすすめだよ。きっとおいしいラーメンが見つかるよ」と便利なサイトを教えてくれるのです。
これって当たり前のようで、よく考えるとすごいことだなぁとしみじみ思います。
これが昔だったらグルメ雑誌やホットペッパー、はたまた歩きで探していたものを手元でスマホをちょっといじるだけで、しかも断片的な情報から「これですよね?」とドヤ顔もせず、0.96 秒(「ラーメン」で検索した際にかかった秒数)で答えをくれるのです。
接客業でもGoogle検索は大活躍
私は以前、海外の方が数多くいらっしゃるホテルで働いていました。
海外の方から
「Tell me your recommendations! Japanese Ramen!(おすすめのラーメン屋さん教えてよ!)」
と聞かれた際は
「Just a moment, please.(少々お待ちください)」
とスマートに答えた後、スマホで彼らが観光に行く付近のラーメン屋をGoogle検索し、見せながらこれはおいしい、これはお勧め、とひとしきり会話した後
「Google is my greatest teacher!(Google先生は偉大です!)」と言うと必ず笑いがとれました。海外の方は皆優しいなと感じました。
若干ずれている感じはありますが、今のエピソードだけでも如何にGoogle検索が人々の生活の中に溶け込んでおり、その利便性を通じて様々な体験を提供してくれているかがわかります。
仕事の中のGoogle
当然ですが、WEB媒体・WEB広告の運用をしている弊社事業においてもGoogleは大きく関わっています。
最近、弊社では自社媒体の運用においてSEO対策に関連した動きをしています。
SEOとは、“Search Engine Optimization” の略であり、検索エンジン最適化を意味します。
Webページを検索結果に上位表示させ、流入を増やすために実施する一連の取り組みを「SEO対策」と呼びます。
https://www.willgate.co.jp/promonista/seo-how-to-start-it/
この施策に、Googleが大きく関わってきます。
日本では、GoogleとYahoo!の2つの検索エンジンで、約9割のシェアを占めています。しかしYahoo!は、Googleの検索エンジンのアルゴリズムを採用しているため、実質ほぼGoogleへの検索エンジン対策が日本におけるSEO対策の定石となります。
https://www.profuture.co.jp/mk/column/14537
つまるところ、Googleの評価が高いサイトほど、検索結果の上位に出てきやすくなるので、その分ユーザーの目に留まり、来訪が増えます。いかにGoogleに評価してもらうかが重要ということですね。
具体的な施工は開発部署の担当ですが、運用部においても動向を把握しつつ、この施策によってユーザーが増加した後のことを考えなくてはなりません。
増加したユーザーをどのように回遊させるか?導線配置は?コンテンツ自体の充実は図れているか?
色々悩み、考えた尽くしたうえで、「これだ!」と思った瞬間、ふとよぎる言葉があります。
結論を出したように見えた社員Gを引き留めた”格言”とは?
10. 「すばらしい」では足りない。
Google にとって一番であることはゴールではなく、出発点に過ぎません。Google では、まだ達成できないとわかっていることを目標に設定します。そうすることで、目標達成に向けて全力を尽くし、期待以上の成果を残せるからです。Google は、技術革新を繰り返し、機能性の高いサービスに対して、さらに期待を上回る改良を加えています。
https://about.google/philosophy/?hl=ja
はい、またGoogleです。私はGoogleの回し者ではないですが、この「Google が掲げる 10 の事実」の中の、『「すばらしい」では足りない』は常に意識するようにしています。
これは企業理念の様なものだと思いますが、いわゆる「格言」でいつも心に残るのはこのようなシンプルかつクリティカルな言葉だと思っています。
思考が止まった時はすなわち、無意識にゴールを設けてしまっているということ。一歩先により良い答えがあるかもしれないのに、踏み出さないもはもったいないですよね。なので常にゴールを先の方に設けることが、高クオリティを保つことにつながると勝手に解釈しています。
ただし、あまり考えあぐねても進みが遅くなるので、スピード感も大事にしなければ仕事が進みません。
Google(しつこい)も「10の事実」の中でこのように言っています。
3. 遅いより速いほうがいい。
https://about.google/philosophy/?hl=ja
正直なところ、これはGoogle検索結果の表示速度のことを言ってるんですが、ちょうどいいので引用してみました。
まとめ
自身の業務の中でも、安易にゴールを設けず常に高い所に目標を据え、成長できるよう動いていくべきであるとGoogleに教えてもらいました。
今後もGoogleにお世話になりつつ、利用しつつ、弊社の成長に貢献できればと思います。
2021年も間もなく終わりますね。皆さま良いお年をお過ごしください。
文:運用部G