スタッフのTKです。
5月になり、今年も花粉の季節が終わりましたね。
2月から4月にかけての飛散期間中は
社内でも鼻をすする音、くしゃみや鼻を咬む人の姿が見られました。
私も重度の花粉症で、毎年春がやってくるのが嫌で嫌でたまりませんでした。
酷いときは鼻水が止まらず仕事どころじゃない!!ということがよくありました・・・。
花粉対策の薬を飲めば一時的には楽になりますが、
眠気を伴うものが多く、頭がぼーっとしてなかなか仕事に集中して取り組むことが困難で、
鬱になりそうなほど春が嫌いでした。
でも、今年は違いました。
花粉の飛散量が劇的に減ったわけではありません。
食べ物や飲み物など手軽に試せるものはある程度試してはきましたが、
そんなものはやはり気休めに過ぎず、ちゃんと治療したいと一念発起して、
舌下免疫療法を2年前から始めました。
どういう治療か詳しい説明は専門家にお任せするとして、
1日1錠毎日薬を飲むだけなんですが、
毎日というのがなかなか難しく、忘れてしまう日もちょこちょこありました。
そして、治療開始から1年目の春(昨年)、
少しは花粉に強くなったかなと淡い期待を抱いていましたが、
今までと変わらずでした。
1年くらいでは全然ダメでした・・・。花粉強し。
そして、さらに1年経って2年目の春、ようやく効果が感じられるように。
今年出た症状は、多少の鼻水やくしゃみ、多少の目の痒み、
あとは鼻がムズムズする程度。(マスクは常用)
何より大きかったのは薬ですね。
今年は舌下錠だけで、そのほかの花粉症の薬は一切飲まずに乗り切れました!
鼻水が出ない春って本当に快適ですね。
もう十何年も忘れてました。
花見ももう恐怖のイベントではなくなった? かも(笑)
私には2年目で効果が現れた舌下免疫療法ですが、
全ての花粉症患者に効くわけではないようで、人によっては効果を感じられない方もいるようです。
そのほかのデメリットとしては、こんな感じ。
- スギ花粉症にしか効かない
- 治療期間が長期に及ぶ
- 高額ではないにせよお金がかかる
- 一生効果が継続するわけではない
3・4年は舌下錠を続けて、効果が継続するのは7年くらいらしい。
でも、あの苦しみを少しでも軽減したいなら、やってみる価値は十二分にあると感じています。
治療を始めることができるのはその年の飛散が終わった今の時期からです。
舌下免疫療法を始めてみたい方は、すぐに病院へ相談にいきましょう!
私は、すでに効果は感じられましたが、
少なくともあと1年は治療を継続しようと思います。
文:スタッフTK