営業部のH・Uです。

「デスクワーク」というと、椅子に座って作業するだけで、
肉体労働よりも比較的ラクな仕事だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが
人間にとって、動かないで作業をするということは身体への疲れの蓄積も強く
実は一番の重労働なのです。

当たり前の話ですが、人間の身体というのはあらゆる角度にスムーズに動くようにできています。
当然ながら、人間の身体を構成している筋肉の数々も、「動いていてこそ調子がいい」ように設計されています。

適度に動いている筋肉は、ポンプのように血液を出し入れさせます。
すると、血液によって筋肉には栄養や酸素が運ばれる。
ついでに、筋肉にたまっていた「疲れ物質（リン酸や乳酸といったもの）」を押し流してくれる。
その結果、筋肉は元気でいられるわけです。

ところが、「同じ姿勢で作業を続ける」という、
動物の身体には向いていないことを要求されるのがデスクワークなのです。

同じ姿勢でじっとしていると、筋肉は動きません。
つまり、血液を流すポンプが止まっているということです。
そればかりか、動かない筋肉は、だんだん固くこわばってきて、血管を圧迫しはじめます。
当然、血行は悪くなります。すると、筋肉に必要な酸素や栄養が届かなくなります。
より一層筋肉の伸縮性は損なわれていきます。

「伸びる」「縮む」の伸縮性の損なわれた「固くなった筋肉」は、徐々に悲鳴を上げていきます。
そして…

・少し動いただけで疲れる　→　寝ても疲れが抜けない
・そもそも寝つきが悪い　→　筋肉がこわばりリラックスできない
・ソファでくつろいだ後でさえ、動くのがだるい
・パッと動くと首〜腰が痛い　→　寝違え　ぎっくり

などの日常のあらゆるシーンに違和感が出てきます。

…

そこで！

この固くなった筋肉に動きをつける簡単なケアをお伝えします！

それは…

伸びをする事をおススメします！！！

座りながら手を上げて行うオーソドックスな伸びでかまいません。
全身をじわ〜っと伸ばしていると意識して行うことで、
より効果的に身体を伸ばすことができます。
※ポイントは座りながらバンザイして、腰〜背中〜首が上に
引っ張られている感覚を感じながら行うとさらにＧＯＯＤです。

同じ姿勢で一時間いると筋肉は固まっていくと言われているので
一時間おきに伸びをするのがベストと言われていますが。

就業時間中にそんな時間が取れない方の方が多いと思いますので

起き抜けや寝る前などに行って日頃から身体の柔軟性を意識していきましょう。

上記の内容で少しでも日頃の疲労感が抜けて、仕事のコンディションが上がる事を願ってます！

文：営業部H・U