こんにちは、スタッフのm.oです。
この夏、「日本で大地震が起きる」というニュースがSNSを中心に広がりました。
気象庁は「科学的根拠はなく予測は不可能」と否定していましたが、それでも「もしかしたら…」と不安がよぎった方も多いのではないでしょうか。私自身、デマだとわかっていながら気になってしまいました。噂にはそれだけの力があります。
一方で、この春から夏にかけては「備蓄米の放出」と「古古古米」の味がメディアを賑わせました。
「ふつうに美味しい」という声もあれば、「えげつないぐらい違う」と手厳しい評価をする評論家もいて、こちらも評価は割れていました。
そんな中で、実際に古古古米を試食する機会がありました。食べてみた感想は――美味しい。拍子抜けするくらい普通にご飯として楽しめました。さらに近所のお米屋さんに聞いたところ、「精米したてなら美味しく食べられますよ」とのこと。なるほど、保存の仕方や状態次第でまったく違うものになるんですね。
デマも古古古米も、“聞いた話”と“実際に確かめてみたこと”とのギャップを感じさせられました。
そしてこれは食の世界に限らず、仕事でも同じことが言えます。人から聞いた噂だけで判断せず、自分の目と手で確かめてみる。そうした小さな姿勢の積み重ねが、良い判断や成果につながるのではないでしょうか。
美味しいご飯を噛みしめながら、そんなことを考えた夏でした。
文:スタッフのm.o