経営管理部T・Hです。
霜月も後半に入り、朝晩の寒暖差で体調を崩す人も多いと思います。私も喉の調子が良くありません。師走に入れば忙しさも加わりますので皆さんご自愛ください。
そんな中、OTC類似薬を保険給付から除外する、というニュースが流れています。
OTCを買えば良いという発想
OTC類似薬というのは、医療用医薬品の事です。医師の診断を受けて処方される薬の中で、ドラッグストアなどで購入できる医薬品を指します。OTCはOver The Counter(店頭、小売り)の略です。
わざわざ医者に行かなくても買えるのだから保険適用外にしても良いのでは。些細な事で医者には行かないで欲しい。そうすれば医療費削減になるからね。という訳です。
反対意見を簡単にまとめると
当然のことながら反対意見が出ています。患者の負担増だけではなく、現場オペレーションの煩雑化も挙げられます。分かり易い意見をまとめると、具合が悪いがどんな薬を飲んで良いのか分からない。医者に診てもらって薬を処方されたところ、保険適用外なので本人負担だった。
国民皆保険などと決められて加入を強制されたが、必要な時に給付を受けられない。
自己判断で薬を買って大丈夫なのか。全く違う病気かもしれないし、副作用の知識だって持ち合わせていない。そんな内容が目立ちました。
今後増えていくスイッチOTC化
そんなに反対する程でも無いだろう。歯科や皮膚科は既に保険適用外の処置が数多く有るだろう。と思う方も沢山居ると思います。現状ですと、その通りかも知れませんが、本当に心配なのはこれからだと思います。
現在、医療用医薬品に分類されている薬品についてもOTC薬として販売できるようにするそうです。今後は保険適用外の薬が増えていくのです。今は28の有効成分を検討していて、来年中には60成分をスイッチOTC化する計画です。5年後、10年後にはどうなるのでしょうか。何かしらの理由を付けて保険適用外が増えていくのではないでしょうか。
文:経営管理部T・H