休日

みそきん。味と話題性の話。

こんにちは、スタッフのm.oです。

先日、話題の「みそきん」を食べてきました。
運よく予約が取れたので、HIKAKINプロデュースの実店舗へ。

食べたのは特製ラーメン。
にんにくのパンチがしっかり効いていて、満足感の高い一杯でした。
想像していたより味噌感は控えめでしたが、これはこれでバランスが良く、最後まで美味しくいただけました。
個人的には、辛味噌を追加できたらさらに好みだったかもしれません。

目当てだった「チャーねぎ玉丼」は売り切れ。
少し残念でしたが、代わりにライス・刻みチャーシュー・追加ネギを頼み、自作のネギチャーシュー丼にしてみました。
ネギとチャーシューを別皿で提供してもらい、スープも足しつつ自分好みのバランスで仕上げられるのが意外と楽しく、これはこれで満足度の高い一品でした。

帰り道、近くのセブンイレブンに立ち寄ったところ、
店頭に「みそきん」が並んでいるのを初めて目にしました。
実店舗でしっかり満足したはずなのに、逆に「カップラーメン版はどんな仕上がりなんだろう」と気になってしまい、
「みそきん」と「辛みそきん」をセットで購入。

公式サイトによると、「みそきん」は累計2,000万食を突破。
1食300円で単純計算すると、売上規模は約60億円になります。
ライセンス料を一般的な水準で見積もっても、HIKAKIN側に入る金額は数億円規模。
カップ麺から実店舗、そして派生商品へと広がる展開を含めると、完成度の高いビジネスモデルだと感じます。

正直に言えば、味だけで見て「圧倒的に美味しいか」と聞かれると、そこまでではありません。
ただ、「あの話題になって、なかなか食べられなかったみそきんを実際に食べた」という体験には、
しっかりとした満足感がありました。

累計2,000万食・約60億円という数字は、
味の評価だけでなく、その体験価値が多くの人に共有されてきた結果なのかもしれません。

文:スタッフm.o