営業部のNです。 今日は若者と上の世代について書こうと思います。 今も昔も上の世代が「まったく最近の若者は…」と若者たちを非難し、いたらなさを嘆いているって変わらないですよね。 久しぶりに実家に帰ると親父がうるさかったり、上司に怒られたり、若いが故に謂れのないことをぶつけられたこと皆さん多かれ少なかれありませんか? 昔はよかった。今の若者は… これほんとにそうなんですかね?笑 どんな社会だったか、どんな価値観だったか、どんな世界だったかを知るには何も難しい論文やニュースを見る必要はなく過去のヒット曲の歌詞などからも時代を感じることが出来ます。 たとえば、最近の若者でも理解がきっとあるであろうMr.Children。 94年のアルバムが大ヒットしましたが96年のアルバムでは社会や人、その時代を憂いた暗い曲を連発してました。 高度成長期にもバブル崩壊や「失われた20年」とどの時代にも光と闇はあったわけです。そこに横たわる様にいつの時代も若者と年上世代の壁がね。あったわけですよ。この先、大丈夫なのか?日本の未来は?若者のせいで人間社会が衰退の一途をたどっている? ちなみにこの考え方。 過去ずっーーーっとあるらしく人類に特有の習性である可能性が高いんですって。 説明すると長くなるので(笑)そこは割愛しますが、主に下の2つが原因なんですって。 人は自分が平均よりも優れていると考える傾向がある。 過去の記憶は上塗りされる。 要は「現在の自分を過去の記憶に上乗せしている」ってこと。 なるほど! そりゃ「最近の若者…」となるわけだ… ということで「最近の若者は…」という考えはやめましょう! といったところで人類が遠く先祖から繰り返してきたこの思考を変えることはできるでしょうか。 私たちが持っているものは基盤となる記憶と偏見や思い込みです。 ジオンも20代、30代、40代、50代と各世代のメンバーがいます。 上の世代が下の世代をただそれだけで「…」と考えるのではなく、正当な評価、信頼、前向きに刺激し合える仲間を通じて気持ち良く働ける環境を作ることを意識していかねばとあらためてマインドセットしました。 今の若者は過去の自分。 今の年長者は未来の自分。 文:営業部N
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