経営管理部

セルフメディケーションで節税

経営管理部のT・Hです。確定申告が終わって更なる節税を考えている方も多いと思います。ふるさと納税やiDeCoが思いつくところですが、セルフメディケーションはいかがでしょうか。

申告はとても簡単です

医療費控除を受ける人は受けられませんが、12,000円を超える対象医薬品を購入した場合に使えます。これは家族が使った医薬品でもOKで、ドラッグストアでもらったレシートを取っておけば申告出来ます。申告の際にはレシートに記載された商品名と金額を入力するだけです。条件に、健康の保持増進及び疾病の予防として一定の取組を行っている方。というものがありますが、会社で行っている健康診断の結果票で大丈夫なので、特別何かしなくても申告出来ます。レシートを取っておくだけで良いのでとても簡単です。

申告の仕方

頭痛薬や風邪薬はもちろんのこと、目薬や湿布など日常で購入する機会が多い商品が対象となっています。レシートから対象の商品名と金額を拾っていきます。ここでポイントがあります。先ず、申告する金額が税込みか税抜きかですが、対象になるのは実際に支払った金額なので税込みの金額で判定します。割引されている場合は割引後の金額が対象です。次に、対象商品にはレシートに◆印とか★印なんかが付いていたりしますが、印字ミスもあるようなのでよく見てから申告しましょう。そして、実際に申告する時は購入した日付順ではなく支払先毎に集計するので、普段からレシートを保管する時に買った場所毎にまとめておくと良さそうです。

節税効果は少しです

すすめておいてなんですが、あくまでも所得控除を受けられるという話なので、15,000円申告したから15,000円-12,000円=3,000円還付される訳ではない点には注意して下さい。所得から3,000円が控除されて、そこに税率をかけて所得税を計算するので、数百円しか変わらない場合が多いと思います。ですが申告自体は簡単なので是非申告してみて下さい。

文:経営管理部T・H