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コーヒーにはミルクをいれた方がいい理由

スタッフのTKです。

みなさんコーヒーはお好きですか?
ビジネスパーソンの相棒であるコーヒーですが、飲み方によっては予想だにしない結果になるかもしれないよ…というお話です。

コーヒーにはシュウ酸が含まれている

コーヒーは飲みすぎると体によくないというのは何となくイメージとしてあると思います。
よく言われるのは、カフェインや糖の過剰摂取のリスクで、糖分を気にして「コーヒーはブラック!」という人は多いはず。
ブラックの方が健康的に思えますよね。

しかし、コーヒーにはシュウ酸という成分が含まれており、こいつが厄介なヤツなんです。
法律では劇物に指定されており、摂りすぎると尿中のシュウ酸が増加します。
シュウ酸はカルシウムと結合しやすい性質をもっており、尿中のカルシウムと結合することで、腎臓でシュウ酸カルシウムとして結晶化します。
これが尿路結石のもとなんですね。

じゃあどうすればいいのよ?

それを予防する飲み方として、カルシウムを含むものと合わせて摂取することが推奨されます。

カルシウムってそれも結晶化のもとじゃん!とつっこみたくなりますが、
合わせて摂取することで腸内でシュウ酸とカルシウムが結合し、便として排出されることにつながります。

問題なのは、どこでシュウ酸カルシウムができるか。
シュウ酸は腸で処理されずに残った分が尿路にでますので、腸でどんどん結晶化してもらった方が都合がいいというわけです。

ということで、表題のミルクの出番です。
ミルクはカルシウムを豊富に含んでいます。
ブラックコーヒーはやめて、ミルクコーヒーにすることで、リスクを低減できます。

でもブラックが飲みたい

ただやっぱりブラックがいいという人もいるでしょう。
別に「ブラックコーヒー=悪」というわけではなく、それを飲む場面が次に問題になってきます。

避けた方がいいのは、空腹時、つまり胃が空っぽの状態での摂取

要は腸内でカルシウムと結合させればいいので、ミルクじゃなくても何か他のカルシウムを含むものを食べながら、もしくは食べた後に飲めばいいわけです。

そういう点で食後にコーヒーというのは理にかなった飲み方だといえそうです。

文:スタッフTK