営業部のSAです。先日、PowerPointを使用して販促用のチラシを作成しました。
今回は、その制作時のポイントや、社内確認を経て、お客様に向けて公開されるまでのスケジュールについてのお話をしたいと思います。
ペライチ資料の効果は抜群
人間は視覚から情報の約8割を得ているそうです。
文字だけの情報よりビジュアル的なコンテンツだとより一層情報が伝わることから、営業現場でも、提案内容をメールのみ、口頭のみではなく、1枚の企画書にまとめたりします。商談相手に上司がいる場合などは必須資料となるでしょう。お客様社内での回覧資料を作成するというのは非常に大事ですね。
そのため、営業職でPowerPointを使用して販促チラシ、企画書、報告書を作る場面は非常に多くあります。また、自分の頭の中の考えを1枚の紙にまとめることで、考えを整理することもできます。
いちばん大事な「その販促チラシ、そもそも必要か?」問題
チラシ作成を開始するために、絶対に必要な自問自答です。
必要か?不要か?
必要である場合は誰に対して、
限られたスペースで何を記載するか、
販促チラシがある場合に得られるメリット、
販促チラシがない場合に発生するデメリット、
チラシを作るなら、作った分で、なんらかの成果を得たいというもの。制作にかけた労力だけ、何も得られていない場合は、そもそも制作しないという選択肢も含めて、「優先順位」を下げる必要があります。
「そもそも作成しなくてもよいのでは?やっぱり作った手間を考えると、何らかの効果、成果はほしいよね。想定される効果が見込めない場合は、そもそも作成しないという決断もときにはとっても大事」ということです。
営業において非常に大事な業務進行の上でのポイント「優先順位」です。
そして、今回は制作することを決定。
制作を開始して、まず基礎となる試作案が完成します。紙に出力して、自ら赤ペン入れ。
上司へのチェック依頼をお願いし、同時に営業部門内でも共有、回覧します。そこから改修案が上がってきます。自らのミスに気づくこともあります。今回、具体的には
・価格を含める表記については、規約となる部分の正確な記述を
・強調したい内容のフォントはもっと大きく
この2点の修正案を作成します。
再度、部門内の再チェックのために、前回から「何が変更されているか」箇所をピックアップして回覧します。回覧の結果、なんとか無事にOKをいただくことができました。
その後は、上長、部門長のチェックをお願いします。最終的に社内的な承認が得られることで、お客様へ公開、リリースされる流れになります。
改めて、パワポ、ペライチ資料を今回作成して感じたことは
作成の一番最初の段階で、目的を理解した精度の高い試作案を作ることが非常に大事。試作段階で、チラシの目的を汲み取った物が作成できると、その後の承認、リリースまでがとっても早い。
ぜひ皆さん、販促資料作成の際は、試作段階で精度の高いものが作れると良いですね。
文:営業部 SA