経営管理部のT・Hです。
早いもので今年も6月に入りましたが、皆さんは年始に掲げた抱負を覚えているでしょうか。
私は全く覚えていません。きちんとした人達は未来への計画に基づいて動いているのか気になります。
という訳で今回は気になったニュースを挙げてみます。
幸福を求むる者は夢を持ちましょう。
昨年12月に株式会社IDDKが、宇宙環境におけるエクソソーム生産装置の研究を開始したと発表しました。今年に入ってからは、SpaceXのロケットを使って地球低軌道上での宇宙バイオ実験装置の実証試験を行うと発表しました。
夢と理想と信念を持って計画を立てて、それを実行しているのでしょう。夢七訓みたいですね。
技術にかかるお金。
宇宙に限らずテクノロジーの進歩にはお金がかかると思います。例えばこんなニュースが有りました。
文部科学省と内閣府は、今年度中に約100億円かけて核融合発電の設備を拡充し、早期実用化を目指すそうです。これに加えて、内閣府の目標10の実現を20年前倒しする計画もあるそうです。政府にはお金が有ると思いますが、個人や企業はどうやってお金を集めるのでしょうか。
情報にはお金が集まります。
お金に詳しくなればお金が集まるようです。
世界最大の資産運用会社ブラックロックのラリー・フィンクの報酬額は43億円を超えるそうです。とんでもない金額です。金融関係のお金持ちと言えばジョージソロスですが、彼の資産は2兆円とか3兆円と言われています。
情報を握る人にもお金が集まるようです。
オープンAIは国防総省から約290億円の契約を受注したそうです。また、自律型ドローンで有名なアンドゥリル・インダストリーズが約3600億円を調達したとの話も出ています。この資金調達にはパランティア・テクノロジーズのピーター・ティールも関係しているとか。
「iPhoneのマイナンバーカード」が始まります。
情報と言えばこんなニュースも有ります。
2025年6月24日から、マイナンバーカードをiPhoneで利用できるようになります。
実物のマイナンバーカードの代わりに、顔や指紋での認証(Face ID や Touch ID)で、マイナポータルへのログインや、コンビニでの証明書取得などの行政サービスを、簡単、安全かつ便利に利用出来るそうです。
これにより個人情報が抜き取られる心配は無いという事ですが、本当に大丈夫なのでしょうか。この情報にお金が集まるとしたら莫大な金額になるでしょう。
最近はデジタル植民地が云々なんて言っている人も少ないので、便利になるなら何でも良いのかも知れませんね。

文:経営管理部T・H