銀行は午後3時まで
経営管理部T・Hです。
その昔、銀行の窓口の営業時間が午後3時までだったので、振り込みは午後3時までに行っていました。窓口が混雑している場合は正午を過ぎると翌日扱いにされる始末です。
ATMやネットバンキングでも午後3時を過ぎると先方への着金が翌日になるので、振り込みの業務は時間との闘いでした。
弊社では無縁なのですが、資金繰りに余裕のない会社の場合は、取引先からの入金を待って原資が集まってから支払いをするわけです。
午後3時までに完遂出来ない時は銀行のせいにして誤魔化していました。弊社では無縁です。
時間外がなくなりました
ところが、いつの間にか午後3時を過ぎても入金されるようになりました。そればかりか土日にも入金されるケースもあります。午後3時が身体に染みついているので、未だに何だか変な感じがします。かつての、振り込んだけど時間外だったかも。は通用しません。
モアタイムシステムの導入
銀行間のオンラインシステムは、全銀システム(全国銀行データ通信システム)と呼ばれるもので、ATMやネットバンキングは全銀システムを利用しています。
この全銀システムの稼働時間は、午前8時30分から午後3時30分でした。しかし、2018年10月からモアタイムシステムを導入した事により、銀行振込の24時間365日化が実現したのです。銀行がモアタイムシステムに参加していなければ稼働時間が従来の時間帯になってしまう為、銀行によっては送金したのに着金しない事も有ります。
銀行によっては従来通りです
モアタイムシステムに参加している都市銀行は、みずほ銀行、三井住友銀行、埼玉りそな銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行です。地銀や信金の他に信組や労働金庫、農協や漁協等、様々な金融機関が参加しています。因みにですが、三菱UFJ銀行のBizSTATIONの場合は申し込みが必要です。どうやら銀行によってはルールが有るので確認が必要です。
文:経営管理部T・H